発達障害やグレーゾーンのお子さんを育てる中で、こんなふうに感じたことはありませんか?
私も、発達特性豊かな二人の息子を育てながら、同じように戸惑った経験があります。
情報があふれる今、励まされることもあれば、かえって不安になることもあるでしょう。
オンラインでの学びや相談も大切ですが、今回はまず、お住まいの地域にある「社会資源」に目を向けてみませんか?
地域には、あなたとお子さんを支えてくれる場所がきっとあります。
地域のサービスを知るメリット
対面で話すことで、信頼関係を築きやすくなります。
学校や病院など、地域の具体的な情報を得られます。
子育ては一人で頑張らなくても大丈夫。地域のサービスは、親子を支える「チーム」の一員になってくれます。
頼れる場所があることで孤立感が和らぎ、心の余裕が生まれます。
公的機関の多くは無料で相談できます(一部有料の場合あり)。
地域にはどんな相談先がある?
まずはここへ。「発達のことで…」と話せば、適切な場所へつないでくれます。
未就学児親子の交流・相談の場です。
検査や療育、相談など、専門的な支援が受けられます。
診断前でも相談OK。情報提供や、関係機関との連携・調整を行います。
就学や学校生活に関する相談ができます。
担任、特別支援教育コーディネーター、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの先生などが、相談に応じます。
支援利用計画作成など、福祉サービスや制度に詳しい相談員がいます。
まとめ
「どこから連絡すればいいかなぁ…」と迷ったら、まずは市町村の窓口や保健センターに電話をしてみましょう。
ウェブサイトでも情報を探せます。
それでも、「やっぱり相談するのは不安」「何をどう話せばいいの?」と感じる方も多いかもしれません。
次回【後編】では、相談前の準備するポイントや、心のハードルを下げる考え方をお伝えします。
就学前から学齢期、その先まで、長く継続的な支援を受けられます。